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【反響要約】あさイチ★ゲスト野村萬斎さん「狂言師として…現代に生きる表現者として…」三谷幸喜さん、野村万作さん登場!【2018年6月8日(金曜日)放送内容まとめ】



今日の『あさイチ』ゲストは野村萬斎さん

2018年6月8日(金曜日)放送の『あさイチ』。プレミアムトークゲストは狂言師、野村萬斎さん

21年前の朝ドラ『あぐり』出演時の懐かしの映像や、シン・ゴジラに関わっていたという意外なエピソードなど――

『あさイチ』6月8日(金)番組データ

【放送日時】 2018年6月8日(金曜日)08:15~09:55
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 あさイチ「プレミアムトーク 野村萬斎」
【司会進行】 博多大吉 博多華丸 近江友里恵(NHKアナウンサー)
【スタジオゲスト】 野村萬斎

あさイチプレミアムトーク「野村萬斎」さん

毎週金曜日の『あさイチ』は、プレミアムトーク!

今週のゲストは、狂言師の野村萬斎さん(のむらまんさい)です。

「今日は、萬斎さん満載で!」と博多華丸さん…野村萬斎さんも見事な(?)ダジャレに思わずのけぞります。

野村萬斎さん― これまでの経歴は?

狂言師の野村萬斎さん。これまでも伝統芸能の枠に収まらない活躍を見せています。

21年前の連続テレビ小説『あぐり』(1997・吉行あぐり・清水有生)ではヒロイン(田中美里)の夫「エイスケ」を演じ世の女性たちを虜に。

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 ――Eテレの幼児番組『にほんごであそぼ』では、「ややこしや~」のかけ声で15年以上も子ども達に大人気!

演出家としてもシェイクスピア作品「マクベス」に狂言の手法で挑むなど常に革新的です。

そして意外にもあの怪獣映画『シン・ゴジラ』(2016・庵野秀明)では、ゴジラの動きのモデルを担当しています。

ゴジラでは監督の意向で「神(シン)=神様」という意味もあるため、出来るだけ「仏像」や「神様」が歩くような上下動しない、人っぽく無い動きを演じたといいます。

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

 

 ――そんな萬斎さん、祖父「万蔵さん」と父「万作さん」はともに人間国宝です。

小さな頃から厳しい稽古漬けの日々でした。

そして時は巡り…今度は萬斎さんが、18歳の息子さん「裕基さん」を厳しく指導しています。

「ややこしや」をみんなで披露!

視聴者からのお便りで、Eテレ「にほんごであそぼ」のややこしやを生でやってください!というメッセージ。

野村萬斎さんも快諾!華丸大吉さん、近江友里恵さんと一緒に披露しました。

立ち上がって、肩を組みながら仲良くみんなで「ややこしや~!ややこしや~!ややこしや~!」と踊りました。

「ややこしや」の振り付けは野村萬斎さんが考えたそうで、子ども達がバスタオルをかぶってなにか楽しい踊りができないか――と思いながら作ったそうです。

三谷幸喜さん「野村さんは人間に見えない?」

野村萬斎さんをよく知る友人の三谷幸喜さんが登場。

三谷幸喜さんとは、舞台「ベッジパードン(2011・三谷幸喜)」で一緒に仕事をしています。

三谷幸喜さんは野村萬斎を「とても現代人には…というか人間にすら見えない」と話します。

あんな不思議な俳優さんはいない。あんな廊下の曲がり方をする人間もいない…(しかも素人にはマネの出来ない曲がり方)といいます。

「狂言は室町文化なんです。江戸時代よりも遙か昔に出来た芸能で、全く違う文化を背負っている。我々には全く想像が付かない芸なんです。」と三谷さん。「だから現代に無い(誇張された)不思議な演技が、他には無い独特なものを見せてくれているのかもしれない…。」と語りました。

野村萬斎さんお宝映像公開

「狂言三代」という1975年の番組で、野村萬斎さんがまだ8歳の頃に撮影されたドキュメンタリー映像がNHKに残っていました。

祖父の野村万蔵さんが厳しい稽古をつけています。まだ8歳のため台本が読めない(古文)ので、祖父の野村万蔵さんの演技をそのままコピーして覚えるしかありません。

当時はスマホのビデオなども無いので、とにかく見よう見まねをするしかなかったそうです。

3歳で初舞台、幼稚園、小学校とだんだん自我が目覚めると「なぜ他の友達は遊んでいるのにうちだけ稽古があるんだろう…」と悩み始める時期もあったそうです。

でも自分が狂言を辞めるとこの家には居られないだろうな…という思いは常に持ち続けていたと言います。

「この道で生きる…」と思ったのは17歳

高校生の頃、コピーバンドを組んだりマイケルジャクソンのダンスをまねたり「かっこいい」と思ったことはどんなことでもやったという野村さん。

17歳の時に演じた「三番叟(さんばそう)」という曲で本格的にデビューしたと言います。

その時には、技術力も飛躍的に上がり、黒澤明監督の「乱」に出演する機会も得、この道を受け継いで生きて行くことを強く意識したと言います。

息子「裕基さん」は大学1年生に成長

長男の「裕基さん」は18歳、大学1年生に成長しました。

番組では、裕基さんと萬斎さんの稽古場におじゃましました。裕基さんも3歳で初舞台を踏みました。当時の練習風景や初舞台「靭猿(うつぼざる)」本番の風景が映像に残っています。

当時3歳の小猿役、裕基さんが演技に取り組む姿を見て自分の3歳の時と重ね合わせて、親としての複雑な心境があり、思わず涙が流れたと言います。

裕基さんも中学生くらいの時は練習がいやでいやでしょうが無かったそうです。でも今は「自分だからできること。腹はくくってる」といいます。

「三番叟(さんばそう)FORMⅡ」を始とした融合作品

総合演出を野村萬斎さんが行った、「三番叟 FORMⅡ」(2018)は、最新のCG映像投影技術を融合させた作品。(身体にセンサーを付けてデジタル映像が反応するようにした)

また、シェークスピアの「マクベス」は、狂言の発想と手法を駆使してニューヨークやパリなどで大きな反響を呼びました。

野村萬斎さんは、室町時代の表現にプラスして今の時代の感性を取り入れることに常に興味を持っています。

シェークスピア「マクベス」では、当時流行しはじめたメイド喫茶に取材に出かけたりもしたそうです。

お父さんの野村万作さん(86歳)は、「萬斎さんが新しいことを初めて狂言にも観客が増えた。それをきっかけにして老練の父親である私も、狂言の本当の神髄を伝えたい」といいます。

(※2018年6月8日放送「あさイチ「プレミアムトーク 野村萬斎」」より)

『あさイチ』野村萬斎さん放送終了後の反響ツイートは?

https://twitter.com/ObonObonkobon/status/1004866958389477377

https://twitter.com/poohmam35549905/status/1004879478240268289

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