今回のNスペ「シリーズ・人体3」はこんな内容!
2018年01月07日(日)に放送されたNスペは、人体シリーズの3回目。若返りのメッセージ物質を骨から出す…誰にでも出来る簡単な方法とは――、内容を3行でまとめると??
- 骨粗しょう症になると老化のスイッチが入り死亡率が上昇?
- 骨から「免疫力」「精力」「記憶力」をアップするメッセージ物質が出ている?
- 骨に衝撃を与えることで骨は強くなる?
NHKスペシャル「人体・3」番組データ
【放送日時】 2018年01月07日(日) 21:15~22:04
【放送局】 NHK総合
【番組副題】 NHKスペシャル 人体 神秘の巨大ネットワーク3▽骨が出す!最高の若返り物質
【司会】 タモリ 山中伸弥 久保田祐佳(語り)
【ゲスト】 木村佳乃(1976/04/10生まれ・東京都出身) 藤井隆(1972/03/10生まれ・大阪府豊中市出身) 石田明(1980/02/20生まれ・大阪府大阪市出身)
【語り】 池松壮亮
骨折王こと「石田明&藤井隆」がゲストに登場!
他局番組『タモリ倶楽部(2016年7月1日放送「人はこうして骨を折る」)』にも出演し、多すぎる骨折体験を話した骨折王こと、NON STYLE・石田明さんがゲストに登場。
石田さんは2017年時点でこれまでなんと12回も骨折を経験しています。(肋骨周辺は特に多く、振り向いただけで折れたのだとか…元々骨が弱い体質かもしれないと、山中伸弥先生)
また、同じくゲストの藤井隆さんも「骨折王」、これまでに6回・7カ所骨折しているそうです。
二人の骨折の多さにゲスト・木村佳乃さんも「ええーーっ!」と驚いていました。
ちなみに木村佳乃さんは小学生の時に左手首を骨折した経験を持っています。
山中伸弥さんは、過去10回!部活のラグビーで骨折。
タモリさんの骨折経験は全くナシでした。
老化のスイッチは骨にあり!?骨量低下の恐ろしさ
元・自転車選手の ブレイクコールドウェル(33歳)さん。
2002年、25歳の時に軽く転倒しただけで大腿骨近位部(太ももの付け根)を骨折。原因は骨粗しょう症(骨量低下)でした…。
コールドウェルさんは当時25歳だったのですが、80歳代に見られる骨量しか無かったのです。この怪我によって自転車競技から引退を余儀なくされました。
コールドウェルさんの主治医、ポールミラー先生によれば、骨量が低下すれば単に骨が折れやすくなるだけではなく、全身へ送るメッセージ物質が減少して一気に老化が始まるといいます…。
高齢者の場合、骨折などで一度寝たきりになると免疫力の低下など全身の不調が始まって、4人~5人にひとりが1年以内に死亡するという調査結果もあるそうです。実際、山中伸弥教授のお母さまは大腿骨を骨折後、たちまち元気がなくなりお亡くなりになったとのことでした。
<骨折をきっかけに発症する病気――>
- 認知症、腎不全 など
若さを生み出す骨からのメッセージ物質1「記憶力=オステオカルシン」
アメリカ・コロンビア大学のジェラール・カーセンティー教授。
教授は骨が出すメッセージ物質のひとつ「オステオカルシン」を発見しました。
大きさは10万分の1ミリにも満たないこの物質が私たちの「記憶力」にまつわる重要な働きをしていることがわかりました。
骨からオステオカルシンが出ない場合、記憶を司る脳の”海馬(かいば)”が小さくなります。
その結果「道が覚えられない」など、記憶力が低下してしまうのです。
さらに山中伸弥先生によれば、オステオカルシンのメッセージ物質は筋肉に到達すると「筋肉のエネルギー効率を高める」役割をし、精巣では男性ホルモン「テストステロン(=精子を製造する)」を増やす役割もしているとのことです。
若さを生み出す骨からのメッセージ物質2「免疫力=オステオポンチン」
日本人の主な死因である「肺炎」や「がん」。
これらの病が発生するきっかけとなるのが「免疫力の低下」です。
ドイツ・ウルム大学のハームット・ガイガー教授。
教授は、老化によって「オステオポンチン」という、骨が出すメッセージ物質が減少することをつきとめました。
骨からのメッセージ物質である「オステオポンチン」を放出すると、体内の免疫細胞が増殖して発生した肺炎やがんのウイルスを撃退するのです。
骨は、全身の若さをコントロールしています。
骨は3年~5年ですべて入れ替わっている?
骨は3年~5年ですべて入れ替わっています。
その理由は人間を長期間支え続けるため、骨は毎日絶えず生まれ変わって、強さ・しなやかさを維持しなくてはならないからです。
この生まれ変わりのため、「破骨細胞(はこつさいぼう)」が骨を壊し「骨芽細胞(こつがさいぼう)」が骨を再生しています――。
そして骨を一定の量に保つために必要なメッセージ物質が「スクレロスチン」だといいます。
スクレロスチンは「骨を作るな!」というメッセージを出す物質で、骨が増え続けることを抑制しています。
もしスクレロスチンが無ければ骨は増え続けてしまいますし、逆に多すぎると骨がスカスカになってしまいます…。
若さを取り戻せ!こうすれば「骨」は強くなる!?
若さを取り戻すためには、骨量(骨の量)が大切だとわかりました。
では、具体的にはどうすれば良いのでしょうか…?
もちろん食べ物からカルシウムを補給するのも大切ですが、最近の研究により”骨自身が骨の強さを決めている”ことが判ってきました。
つまりカルシウムを大量に食べているだけでは骨は強くならない…ということです。
骨の強さを決めるのは「骨細胞に加わる衝撃」だった!?
骨の強さを決めるのは「骨細胞(こつさいぼう)」です。
骨細胞は、骨の柱の内部にあり、全身でなんと数百億も存在しています。
この骨細胞が骨の建設現場の監督のように「骨を作ろう!」「骨を壊そう!」と命令を出しているといいます。
骨を作りだすきっかけとなるのが「骨に加わる衝撃」。
骨細胞は骨の衝撃を感知すると、スクレロスチンを抑えて骨を強くするのです。
つまり、ジョギングやウオーキング、ジャンプ運動など骨に伝わる振動が大きい運動ほど骨をより強くするとのことです。
番組の最初に登場した、元自転車選手のブレイクコールドウェルさん。
ミズーリ大学のパメラ・ヒントン先生によれば、彼が骨粗しょう症となったのは、幼い頃から筋肉で重くならないようにランニングなどの筋肉が付く運動を一切してこなかったことでした。
自転車運動ではほとんど骨に振動が伝わりません…。全く運動していない人に比べれば自転車に乗る方が良いのですが、自転車運動よりもランニングのほうが骨量は増えるのです。
「骨芽細胞」からは若返りのメッセージ物質が出ている?
骨細胞が「骨を作ろう!」というメッセージを出せば、骨芽細胞がたくさんあらわれます。
実は、骨芽細胞は若さを保つメッセージ物質「オステオカルシン」「オステオポンチン」の発信源にもなっており、骨芽細胞が増えることで免疫力や精力、記憶力も一緒にアップするのです。
つまり、一日の大半を座って生活していると知らないうちに若さも失ってしまうことになります…。
階段を降りるだけでも足腰の骨への衝撃は生まれるのでこまめに運動をするようにしましょう!
また、山中伸弥教授によればストレッチやヨガなどもある程度の効果はあると話しました。
※2018年01月07日(日)初回放送「NHKスペシャル人体3・骨が出す!最高の若返り物質」より
NHKスペシャル「人体3」反響ツイート
つーか俺は今夜21時からのNHKスペシャル「人体 第3集 骨」が気になるんだよ。昨日の深夜にもプロローグが放送されていたけど、CGによる説明と構成、ナレーションの台本、言葉の選び方、抑揚のつけ方が本当に神がかっていてNHKの科学ドキュメンタリーはマジで国の宝だと思った。
— 朧 (@OB_RT) 2018年1月7日
骨のなかは意外にも隙間だらけで、たくさんの細胞がうごめいている。この細胞が発している特別な物質がメッセージとして全身に届けられている。脳に届くと記憶力がアップ。免疫力を高めることも明らかに。
— body-breath-heart(NVC共感プロセスを時々つぶやきます) (@DialogueYoga) 2018年1月7日
「人体」
骨のメッセージ2・免疫力。
— body-breath-heart(NVC共感プロセスを時々つぶやきます) (@DialogueYoga) 2018年1月7日
肺炎やガンの原因になるのが免疫力の低下。
老化のメカニズム。
骨が出すオステオポンチンのメッセージは、免疫力をアップせよ。
免疫細胞の量が増え、身体全体の免疫力を根本からアップさせる。
「人体」
骨と免疫力の関係、、
— Dルイス (@dearesut_tk) 2018年1月7日
タモリさんと山中伸弥さんが出てるから信用できる
#NHKスペシャル#人体
骨が出すオステオカルシン、精力を強める。「骨は若さを司る」と纏めてる。#人体 #nhk
— 𓅊雀啄࿊東洋医学concierge (@Jakutaku) 2018年1月7日
……東洋医学そのまんまやん。
骨が増え続ける病気。頭蓋骨が増えつづけ、脳を圧迫する。
— body-breath-heart(NVC共感プロセスを時々つぶやきます) (@DialogueYoga) 2018年1月7日
患者のひとりは4年に一度頭蓋骨を開けて骨を内側から削る手術を行っている。
スクレロスチンが発するのは骨をつくるのをやめようというメッセージ。骨の量をコントロールするメッセージ物質。
患者にはスクレロスチンがなかった。
「人体」
タモさんのこの番組ホント面白い。
— yukarichjp (@yukarichjp) 2018年1月7日
今回は「骨」、来週は「腸」#人体 秘密のネットワーク pic.twitter.com/FFz7qMIsUj
骨芽細胞が若さを生むメッセージを出している。
— body-breath-heart(NVC共感プロセスを時々つぶやきます) (@DialogueYoga) 2018年1月7日
記憶力、免疫力、精力、筋力をつくる。
骨が若さを司っている。
高齢者は骨折をきっかけに一気に老化が加速する。
「人体」
あ、ガッテンで骨を増やすのには踵に衝撃を加えるのが有効って言ってたの、自転車だと衝撃が無いから増えないのか。 #人体 #nhk
— ㇶ ㇱ゛ㇼ (@hijirhy) 2018年1月7日
骨への衝撃を感知すると骨を増やす
— ブランチ@兵庫の旅ブロガー 📷風景写真♨️温泉、イラスト (@Branch_Stamp) 2018年1月7日
自転車 骨への衝撃が少ない
ジャンプ運動
1日30分週三回
スクレロクチンの量が減る
骨細胞 衝撃センサーの役割
衝撃を敏感に察知
骨を作るのやめろメッセージをなくし作れメッセージを出す
そして骨芽細胞が増える#人体
ポリネシアの人がいかにも骨が太そうに見えるのは
— アトピースクラップ (@magumaguma) 2018年1月7日
ポリネシアのダンスにあるのだろうか
ラグビーの試合前の踊りや、
フラダンス
地面を強くふみ鳴らす踊り
ランニングがいいのは有酸素運動だけじゃなく、骨への衝撃があったのか#Nスペ #人体 #骨
歩くのが、
— マッチャン (@tkmatsu0918) 2018年1月7日
骨を若くするのにいいと聞いて
タモリさん「じゃあ、ブラタモリ
やっているうちは大丈夫だ!」
久保田アナ、頷く!
さすが、息の合った
初代ブラタモリコンビ*\(^o^)/*
#人体
えー!自転車ばっかり乗っていると骨にかかる刺激が少なくなりスクレロスチンが多くなり骨芽細胞が少なくなるって?そう言う意味では今乗っているカーボンフレームにカーボンホイールは最悪だな。なるべく路面の荒れた部分を選んで走らなきゃな。#NHKスペシャルシリーズ「人体」
— ちく@やっぱりシビアコンディション (@ginginginging) 2018年1月7日
NHKのシリーズ人体見てたんだけど、骨に刺激を与えることで骨が強くなって若さを保てるんだって。ライブで飛んだり跳ねたりしてるのは無駄じゃないってことだね!
— ぬけにんよーこ (@nukeninyoko) 2018年1月7日
Nスペ「人体」。骨に衝撃を与える→骨密度上がる→若さ保たれる
— Spring@ロックの人 (@mami1205) 2018年1月7日
だって!!逆に衝撃足りないと骨密度は減るし若くいられないんですってよ!
アンチエイジングは、歩く(時に走る)、跳ねるが効果的。
踊るし跳ねるしライブ最適じゃん!(笑)
NHKの人体スペシャル見てたけど、ざっくり言うと骨は若さを保つ物質を出す役割を持ってて、人間が座りっぱなし生活を送ったり運動しなかったりなどして「活動的でない」と判断すると、若さ物質出すのやめちゃうんだって。もう若さ必要ないよねって。怖ない?
— くろこげチキン (@voliera) 2018年1月7日
NHKスペシャル「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク」第3集 “骨”が出す! 最高の若返り物質」よかった。歩くなどの衝撃の有無によって骨からのメッセージ細胞が骨の生成を増やしたりやめたり、脳へ若さのコントロールになる指示メッセージを血液中から送り出すCGが見ててわかりやすく感動する。
— suppa micro panchop (@suppasan) 2018年1月7日
NHKスペシャル人体『骨』アメリカ合衆国では高齢者が大腿骨骨折すると1年以内に2割の人が死ぬそうだ。骨折後に寝たきりになり運動不足で老化して、認知症が一気に進むのが一因。直ぐに手術して、寝たきりを避け、直ぐにリハビリする対策が必要。母も翌日から指だけでも動かせと指導されていた。 pic.twitter.com/rX983iEiRB
— kegasa (@kegasa2007) 2018年1月7日
昨晩のNHKスペシャル「人体」で語られた言葉が耳に残る。”骨は臓器である”。化石の記憶からか、身体を支える無機物(死)として意識しがちな骨を、臓器(生)と意識すること。そういえば野口三千三さんも、”体液に浮かぶ骨”とおっしゃっていた。想像力で変容する有機的身体。朝のクラスが楽しみだ。
— Jo Kanamori / 金森穣 (@jokanamori) 2018年1月7日
NHKスペシャル 人体の「骨」を見てるけど、ジャンプして骨に適度な衝撃を与えると骨が活性化して、若返り物質が出てくるとか言ってて、ライブでやたら跳んでるオタクに若々しい人が多い理由が科学的に解明されそうな気配を感じている。
— Long (@Long_t31613f) 2018年1月8日
昨日のこの番組凄く良かった。
— パセリ (@seedpaseri) 2018年1月8日
再放送があるので是非!
シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク第3集 “骨”が出す! 最高の若返り物質 NHKスペシャルの番組公式サイトです。 https://t.co/SchzvAzXI2
人体にはおおよそ200の骨があるんだからスケルトン倒したときはせめて凶骨100個は落としてほしい
— カラテ (@sofs72) 2018年1月8日
昨日のNHKスペシャルの人体を見て、骨に衝撃を与えると若返ったり記憶力上がったりとか解説してて外に出てアグレッシブに動き回るオタクになぜ年齢不詳が多いのか科学的に分かった気がした…。
— カラサキウルハ (@uruha_k_sugita) 2018年1月8日
NHKスペシャル 人体「骨」、骨の中はみっしり詰まってるのではなくスポンジ状で、その中を細胞が蠢いてるというのが意外だった。骨が老いると体も老いる。適度な衝撃が必要とも。骨は疲労骨折を防ぐためスクラップアンドビルドを繰り返して3年程で全身の骨がリニューアルする。
— れんか໒꒱ (@yoshnoiz) 2018年1月9日
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