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yonta64のテレビ番組ブログ

テレビ番組を見ながら興味のある内容を記憶。ガッテン、モヤさま、etc。放送後の反響ツイートなどを紹介しています

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反響要約「NHKスペシャル 巨龍中国」▽大気汚染を防ぎながら経済成長も・・・超大国の苦悩【2017年2月5日(日曜日)放送内容】

NHKスペシャル

NHKスペシャル「巨龍中国の大気汚染」

2017年2月5日(日曜日)に放送された「NHKスペシャル」は、中国と深刻化するPM2.5などの大気汚染の問題について。

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NHKスペシャル番組データ

【放送日時】 2017-02-05(日曜日)よる9時(50分)
【放送局】 NHK総合
【番組副題】 巨龍中国 大気汚染 超大国の苦悩~PM2.5 沈黙を破る人々
【テーマ音楽】 羽毛田丈史(はけたたけふみ)
【語り】 谷田歩 柴田祐規子

 

「立ち上がれ 毒の被害を受けた住民たちよ」そんな歌にのせ医療廃棄物処理工場の直ぐ側でデモを行う人々。彼らは工場の大気汚染によって呼吸器疾患になった被害者たちだ。

今、中国の大気汚染は深刻さを増す。

PM2.5によって約100万人が毎年死亡していると言われている。

ネット上でも「私たちは沈黙しない」と積極的な活動が増えてきた。さらに環境汚染に関する民事訴訟も約8万件(最高人民法院発表・2016年)を超え国民の不満は頂点に達しつつある。

国家の中枢で李克強首相も、環境汚染対策に本腰を上げたように見えた。

2014年3月、全国人民代表大会では「空気改善目標を達成しよう」という会議が開催されたのだ。

以前まで国の最重要課題は「貧困の解消」だった。

この年、そこに「環境問題」も加わる。

習近平国家主席同席のもとPM2.5を始めとする大気汚染解消はこの年、国家運営の重要なテーマとなった。

大規模都市開発の隣に巨大ごみ処理施設が出来た

2014年3月。中国内陸部の「武漢」。

ここで操業中の巨大ごみ処理施設で大気汚染の被害者たちが施設閉鎖を求める運動を起こした。

この地域は中国政府が都市開発し、2005年に巨大分譲マンション団地がオープン。

ゴミは増え続け、2008年一般ごみ、2012年に医療廃棄物の処理会社工場ができた。

マンションのほど近い場所に巨大な煙突が建ち、そこから毎日強力な異臭と煙が団地を襲うようになった・・・。

そのため、呼吸器疾患を訴える人々も出始めなかには24歳で急性白血病を引き起こし亡くなった人も。

この団地に住む、カシンくん(5歳)。2年前の3歳という若さで肺に2つの腫瘍が出来た。不妊治療をしてようやく授かった子だから本当に悔しいと35歳の母親は涙を流す。

医師からは、ごみ処理施設の煙に発がん性物質が含まれていたのではないかと告げられたと言う。

2つのごみ処理施設が出来てから白血病で亡くなった人は20人以上。

呼吸疾患に苦しむ患者は700人に及んでいる。

しかし、会社側は焼却で排出される有害物質のデータを隠し、今だに様々な病気との関連性を認めてはいない。

住民たちは国家へ陳情へ

住民たちはは国家の環境保護局へ陳情に向かう。

武漢の役人たちも陳情をやめさせるため何千キロという道のりを尾行し続けていた。

しかし住民たちの訴えも聞いてはもらえなかった。

「地方の行政は我々の管轄ではない」と言い陳情を全く受け付けてはくれない。

環境汚染を訴える陳情は年間100万件を超え窓口は全く機能していなかったのだ。

APEC期間だけ空はブルーに晴れ渡る

2014年開催されたAPEC

その期間だけは、北京に青空が戻ってきていた。

周辺の工場に操業の一時停止を命令したからだ。

習近平国家主席も「APECが閉会すればまた戻るだろうが、我々が努力すればこのブルーは維持できる」と語る。

その言葉のとおり、APECが終わって数週間後、北京は再びスモッグに覆われた。

2015年1月、環境保護法を25年ぶりに改正。

違法企業に対し罰金上限を撤廃し、

経済を牽引する鉄鋼関連の工場は、北京のある河北省に集結している。

最大手の「首都鉄鋼」はこれまでに1200億円の巨費を通じて環境対策にも力を入れてきた。

また、国は環境監視団体も容認。NGO自然大学が日夜監視を続けている。彼らはネット上で黒い煙などを出す工場の写真をSNSに投稿し市民に注意喚起を促している。

SNSに投稿された企業も「汚染物質を出す企業」として銀行の融資を受けられなくなるためこうした活動を無視できなくなってきている。

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経済成長と汚染対策の難しい舵取り

今、元環境相の幹部なども役人たちの裏のやり方を告発する動きが出ている。

また、現在汚染に苦しむ患者を集め、集団訴訟を起こすことに。

2015年になれば司法制度改革も始まり、すべての裁判が受理されるようになった。

そのため、全国の人々が環境汚染の訴えを開始。

しかしそれでもあれこれと妨害されて結局裁判が最後まで進むこともなかった。

2015年12月から1月。

鉄鋼メーカーの一部で中国バブルが崩壊、資金繰りが厳しくなった工場がでた。

そのエリアは常にスモッグが立ち込めていたが、皮肉にも工場が停止したことで青空が戻っていた。

ここで働く労働者は給料が払われず不満が爆発寸前。後には汚染された大地だけが残った。

経済を発展させようとすると汚染が深刻になり、人民は病気に。そして経済が滞ると仕事がなくなりやはり人民は生活に困る・・・。迷宮に迷い込んだようでもあった。

中国の産業構造大転換

中国は、環境問題をクリアしながら、経済成長もすると「産業構造大転換」を打ち出した。

2020年までにGDPを倍増させるという。

しかし、ある地方政府の幹部は「中国経済は一隻の船のようなもので、その船は動き出すと止められない。船を止めるには大きな代償を伴う。人は生活の中で飯を食うか部屋を綺麗にするかといったらまずは飯を食う。これが現実だ」

と語り、以前環境対策はおざなりにされその実現は難しいと話す。

世界経済の重要な位置にある中国、まだまだ環境問題はおざなりにされたままだ。

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