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yonta64のテレビ番組ブログ

テレビ番組を見ながら興味のある内容を記憶。ガッテン、モヤさま、etc。放送後の反響ツイートなどを紹介しています

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反響要約「NHKスペシャル ボブ・ディラン ノーベル賞詩人 魔法の言葉」▽BOB DYLAN歌詞と人生・戦争・恋愛【2016年12月10日(土曜日)放送内容】

NHKスペシャル

NHKスペシャルボブ・ディラン

2016年12月10日(土曜日)よる9時からNHK総合にて放送された「NHKスペシャル」は、ミュージシャンとして初のノーベル賞を受賞した歌手、ボブ・ディラン(75歳)について。

接触を試みるNHKスペシャルのスタッフだったが、それは叶わなかった。しかしある関係者から作詞のプロセスを垣間見る下書きを見せてもらえることになった……。

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NHKスペシャル番組データ

【放送日時】 2016年12月10日(土曜日)よる9時(50分)
【放送局】 NHK総合
【番組副題】 ボブ・ディラン ノーベル賞詩人 魔法の言葉 ~How does it feel?~
【語り】 長塚圭史
【朗読】 オダギリジョー
【番組内で使用された楽曲】

  • 「雨の日の女」
  • 「ミスター・タンブリン・マン」
  • 「闇ではない」
  • 「オーシスター」
  • 「全ては壊れる」
  • 「ジョアンナの女」
  • 「やせっぽちのバラッド」
  • 「ブルーにこんがらがって」
  • 「風に吹かれて」(1963年)
  • 「スーナーオアレイター」(1966年)
  • テンペスト」(2012年)
  • 「第三次世界大戦を語るブルース」
  • 「戦争の親玉」(1963年)
  • 「俺じゃない」ほか

2016年11月「フロリダ ボブ・ディランコンサート」にて

11月、フロリダ。ボブ・ディランBOB DYLAN)のコンサート会場にて。

ボブ・ディランに会うことがとても難しいことのように思われた……。

会場の外で撮影していても「ボブ・ディランが嫌がっているから」とセキュリティーが撮影許可を出してくれない。

ディランは、言葉を自由に操りその神話的な独自の世界を作り出す。しかしその書く詩は難解で深い。

ミュージシャンの、アル・クーパー(72歳)は、シェイクスピアの文学のように両者の言葉は同じ地平にある(ミュージシャンの詩だからといって軽くない。同じ重みを持っている)という。

オクラホマ州タレサ。

ここには、数多くのボブ・ディラン本人が書いた500曲を超える手書きの修正原稿がある。その原稿を見ると終わりのないストーリーのように消しては書かれ、また、消しては書かれていた……。

その歌は、人生、運命、恋、戦争を語ってきた。75歳となった今これからどこへ向かうのだろうか?

ボブ・ディランとの接触を試みる

NHKスペシャルのスタッフがボブ・ディランへの接触を試みたのは、11月の中旬。

ボストン郊外。

ボブ・ディラン側の交渉は全く埒が明かない。

そこでまず、ディランをよく知るミュージシャン「アル・クーパー(72歳)」を尋ねた。

アル・クーパーがディランを知ったのは、50年以上前オルガニストとして幾つものレコードを一緒に録音している。

  • ディランとは途方もない時間を過ごしてきた
  • 初めての録音は「ライク・ア・ローリング・ストーン」だった(1965年6月16日)
  • 彼が常に歌詞を書き直すので卓球をして時間を潰していた

とても親しくしていた、アル・クーパーだったが、15年前から連絡を全く取り合っていないという。どうずれば会えるかなんて見当もつかない。ノーベル賞詩人だからね…と笑う。

現在ボブ・ディランと連絡を取れるのは、わずか数人。

確かなのは、現在も歌を作り続けているということだけだ…。

ボブ・ディランのデビューと反戦

ボブ・ディランが現れたのは、1963年7月「ニューポート・フォーク・フェスティバル」だった。フォークギターを抱えて20歳の若者がステージに立つ。

その時に歌ったのは、「第三次世界大戦を語るブルース」。

当時は東西冷戦、核の脅威、ベトナム戦争などが次々と起きディランは、歌で抵抗していった。

その歌詞の中で戦争を商売としたり、安全地帯で戦争をする親玉たちを激しく非難した。やがてディランの歌は反戦の「アンセム(代表曲)」となった。

11月18日「ボブ・ディランは授賞式に出ない」というニュースが流れた。

欠席の理由は「先約があるから」

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三十年以上テレビメディアの取材を受けていない

その二日後、ディランサイドから返事が返ってきた。

その内容は「取材を数十年前から受けないことをポリシーとしていて、コンサートの取材にも応じられない」という。

ボブ・ディランは、三十年以上テレビメディアの取材を受けていない。

諦めていると謎のEメールが…

これで、全ての道は絶たれた…と思っていたスタッフ。

11月27日「タルサ(Tulsa)という街にくればいいものが取材できる」とディランサイドから追加のEメールがやってきた。

ディラン直筆の下書き資料

さっそく、オクラホマ州タルサへ向かうスタッフ。

そこには「タルサ大学」があった。現れた男は、ボブ・ディラン資料庫の責任者「マイケル・チェイキン」と名乗った。

ここには、ディランの自宅から集められた6,000点の資料が保管されている。

当時の衣装や、未公開の写真、オリジナルの楽曲譜面、500曲を超える直筆の下書き。

それは数多くの有名な曲のプロセスが解る資料だった。

直筆の歌詞は、ホテルの便箋や、レシートなどにも手当たり次第書かれていた。

「Jigsaw Piece(パズルのピース)」「TREMBLE And SHAKE(身震いと振動)」「A soldier boy(少年兵)」「Strong weather(悪天候?)」様々な言葉がそこには記録されていた。

突然変わったボブ・ディラン

デビューから3年後、ニューポート・フォーク・フェスティバル(1965年7月)でボブ・ディランは、フォーク界の最大のスターになっていた。

フェスティバルでフォークソングを披露すると思っていたファンたちはディランがエレキギターで歌ったことにブーイング。

異様な雰囲気で新曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」が披露された。

一人の女声の流転の人生を描いた物語は、音楽に物語性を持ち込んだ画期的な名曲となった。

特に力を入れたというサビ中の「ライク・ア・ローリング・ストーン」では、「転がる石のように、転落した人生だった」とも「転がる石のように、しがらみから開放された」ともとれる「両極端」な詩は、聞き手がどちらにも解釈できるようになっている。

当時のファンは、デビュー当時のようにギター片手に歌う彼が好きだったと口を揃えて「裏切り者!」と避難した。

それでも「ライク・ア・ローリング・ストーン」を歌い続けるディランだった。

「ブルーにこんがらがって」

ボブ・ディランの資料で見た「ブルーにこんがらがって」の下書きは、完成版に比べるとかなり違っていた。

ハーバード大学の、リチャードトーマース教授(文学論)によれば、時間軸や物語の筋道をあえてバラバラにしていた。

下書きでは筋道が通っていた物語が、完成版ではバラバラにされて再構築してある。

ディランはこの不安定さそのものを表現したのではないか?とリチャードトーマース教授は語る。

さらに、1984年版の「ブルーにこんがらがって」では再び主語も書き換えられた。

「黒いコートの男」

1989年の「黒いコートの男」が発表される頃ディランは、故郷のミネソタ州を捨て、コンサートにも顔を見せなくなっていった。

メディアに露出しないディランを世間は「過去の人」と見ていた。

エドナ・ガンダーソン記者は、ディランの沈黙の時代も取材を続けていた。

「ディランはここ何十年も沈黙を続けている。話題を提供するだけのセレブとは違う。公共の場所は彼にとって居心地が悪いんです。」という。

1989年50代「すべては壊れる」

ディランが50代を超える頃、ベルリンの壁が崩壊し、その詩の内容は暗示に満ちたものになる。

「すべては壊れる」では、ベルリンの壁が崩壊しその後やってくる数々の戦争を暗示していた。

2001年ディラン60代「9.11」

2001年、60歳を超えたディランはニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデンで伝説のライブを行った。

その2ヶ月前、9.11テロが発生。

ライブでは、「ニューヨークがどんなに大切な街かわかるだろ?」と歌っている最中異例の弾き語りを始めた。

ボブ・ディラン終わりなき言葉

テンペスト(嵐)」(2012年)

タイタニック号の沈没をモチーフにした歌詞、死に向かう人々を描いた。

70歳を超えたディランはその下書きで実に45番までの歌詞を書き記していた。

「救いのない世界への絶望か」「死にゆく人々への弔いか」……

だが、ディラン自身は何も答えない。

これからもただ、歌い続けるのみだ……。

(以上、「NHKスペシャル ボブ・ディラン ノーベル賞詩人 魔法の言葉)

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